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CBD基礎知識

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CBD基礎知識

CBDの基礎知識や、お客様から多く寄せられるご質問とその回答をご紹介します

3種類のCBDオイル

フルスペクトラムCBDオイルフルスペクトラムCBDオイルはこの名の通り、全てのカンナビノイドが入っている物です。フルスペクトラムCBDオイルには陶酔成分であるTHCも入っているので日本では禁止されています。

ブロードスペクトラムCBDオイル:ブロードスペクトラムCBDオイルはTHC以外のカンナビノイドが全て入っている物です。ブロードスペクトラムCBDオイルにはTHCが入っていませんので、日本国内での流通が法律により認められています。

アイソレートCBDオイル:アイソレートとは、凝縮したCBD単体の事をいいます。アイソレートCBDオイルは、アイソレートをMCTオイルなどに足して濃度を調整している物です。アイソレートCBDオイルにはCBD以外のカンナビノイドは入っていません。アイソレートCBDオイルは主にスポーツ選手などに使われています。なぜならCBD以外のカンナビノイドは未だWADA(世界アンチ・ドーピング機関)によって禁止されているからです。CBD単体は2018年にWADA(世界アンチ・ドーピング機関)の使用禁止リストから除外されました。

国内ではアイソレートとブロードスペクトラムのみが販売可能なのですが、日本ではブロードスペクトラムをフルスペクトラムと呼ぶ場合が多いようです。フルスペクトラムCBDオイルの販売が禁止されている日本ではブロードスペクトラムCBDオイルが繰り上げられて、フルスペクトラムCBDオイルと呼ばれていることが多いようです。

さて、、、これは一般的にあまり知られていないのですが、、、上記のブロードスペクトラムにも実は2種類あります。違いはアイソレートを使っているか使っていないかなのです。
ヘンプオイルにアイソレートを混ぜるとブロードスペクトラムになります。ヘンプオイルにはとても微量ではありますが、他のカンナビノイドも入っています。しかし、カンナビノイドが少ない安価なヘンプオイルにアイソレートを足してもあまり意味がありません。CBD以外のカンナビノイドは元々とても僅かな量しか入っていませんので、低濃度ヘンプオイルにアイソレートを足したところで本来のブロードスペクトラムのアントラージュ効果はあまり期待できません。この種類のブロードスペクトラムCBDオイルはブロードスペクトラムを名乗るためにMCTオイルではなく、ヘンプオイルと混ぜている、と考えるのが妥当です。

もう一つのブロードスペクトラムCBDオイルはアイソレートを使っていない物です。これは最初から高濃度のCBDヘンプオイルをMCTオイルやココナッツオイルなどで薄めることによって濃度調整をしている物です。つまり全てのカンナビノイドが自然のバランスで入っているのです。これが日本国内で購入できるCBDオイルの中でも最も高水準のものだといえます。

アントラージュ効果とは

CBDのみを摂取した場合、ある一定の量までは量を増やせば増やすほど吸収されます。しかし,限界値に達してしまうと,逆に吸収率が下がるという現象が起こります。この反応が単体CBDの釣鐘状用量反応と呼ばれるものです。
しかし、これを打破する方法があります。それをアントラージュ効果といいます。アントラージュ効果 とはCBD以外のカンナビノイド類、テルペン類やフラボノイド類、こうした他の成分を同時に摂取することによってCBDの従来の限界を超える量の吸収を可能にする現象のことを言います。
アントラージュ効果 はCBDのみにとどまらず、他のカンナビノイドでも起こります。単体のCBDや単体のCBG等を摂取するよりもヘンプから抽出した様々な成分が絡み合うことによって単体での限界を超えた摂取を可能とするのです。様々な成分が相互に関係しあい、互いの力を最大限に引き出してくれるのです。

厚生省認可について

“厚生省認可”とよくCBD販売サイトで見かけます。厚生省認可について少しだけご説明します。日本国内にCBD製品を輸入するには必ず厚生省の書類審査が必要になります。書類審査の内容は、茎及び種子のみを原料としている証明書、製造工程の写真や証明書類、成分表などになります。つまり、国内で販売されている全ての合法的なCBD製品は厚生省の認可を受けているわけです。厚生省は書類審査を行う機関であり、検査などはいっさい行いません。CBD Medicaの販売している製品は全て、米国の第三者機関によって成分の検査を受けています。更に、日本国内においても、商品輸入後再度一般社団法人日本カンナビジオール協会にて検査を行い、認証を受けた製品のみを出荷販売しております。
http://www.j-cbd.org/index.html

CBD保有量の計算方法

10mlのボトルを採用しているメーカーはパーセントで書いていることが多いです。10mlの100%は10000mgとなります。例として、20%なら10mlに2000mgが入っているということになります。
30mlボトルを採用しているメーカーの場合は%からの算出では分かりにくいのでパーセントではなく、mg表記が多いようです。例として、30mlで1000mgならば1000mg➗30ml=33.33mg/1mlとなります。スポイトによって差があるので1mlの滴数を数えていただければ、一滴何mgのCBDが入っているのか算出ができます。CBD Medicaのスポイトは1ml約40滴なので、この場合33.33➗40=1滴0.833mgとなります。

何故CBDは高価なのか

CBDオイルを製造するには沢山の麻が必要になります。長い月日をかけて麻を育て、収穫、そして製造するには多額の費用がかかります。特に日本用のCBDオイルは法律上、麻の種子と茎の部分の使用しか認められていないので、他の国々の製品と比べて、より大量の麻が必要になります。日本のCBD製品は世界でも特に高価なのはこのような理由があるのです。

ヘンプ<麻>とは

ヘンプとは、日本語で麻のことです。麻の歴史は長く、4000年以上昔から幅広く人類に使われて来ました。
葉や花穂にはTHC(陶酔成分)が含まれており、茎や種子からはCBDが多く抽出されます。本製品は茎と種子のみから製造されています。

CBD<カンナビジオール>とは

麻には500種類以上のさまざまな化合物が含まれています。その中にはテルペン類、フラボノイド類、フェノール類、カンナビノイド類などが入っています。
その中でも生理活性物質のカンナビノイド類は100種類以上入っており、CBDはその中でも特に期待が多く寄せられ、世界中で日々研究が進められている植物性栄養成分のひとつです。

カンナビノイドとは

カンナビノイドとは、私たち人間を含めた哺乳類動物の体内に存在する生理活性物質のことです。内因性カンナビノイドとも呼ばれています。内因性カンナビノイドにはそれを受け入れる受容体、レセプターが存在しており、神経系のCB1レセプターと、免疫系のCB2レセプターがあります。

カンナビノイドはなぜ注目されているのか

カンナビノイドが世界中で注目されているのは近年、研究によってCBDの様々な有用性が発見、報告されているからです。
世界各国で、CBDの研究・実験が日々行われています。
2018年1月に世界保健機構(WHO)は、カンナビジオール(CBD)成分の有用性を正式に公表し、アンチドーピング機構(WADA)も禁止薬物指定からカンナビジオール(CBD)を除外することを公表しました。

エンドカンナビノイドシステムについて

エンドカンナビノイドシステムとは身体調節機能の事です。このシステムは人や動物、鳥など、全ての脊髄動物に備わっていると言われています。最近ではミミズやヒルにも備わっていることがわかっています。
本来、私たちを含める全ての脊椎動物は体の中でカンナビノイドが作られています。
これを内因性カンナビノイドと言います。
エンドカンナビノイドシステムは、内因性カンナビノイドとカンナビノイド受容体が結合し、体内に身体機能の調整をするための指示を出します。
カンナビノイド受容体を鍵穴と仮定すると、カンナビノイドは鍵となります。
以前は、カンナビノイド受容体は脳と神経のみに存在すると考えられていましたが、近年、研究により、受容体が皮膚、免疫細胞、骨、脂肪組織、肝臓、膵臓、骨格筋、心臓、血管、腎臓、消化管を含む全身に存在することが明らかになっています。

カンナビノイド欠乏症とは

カンナビノイド欠乏症には2種類あると言われています。カンナビノイド欠乏症については現在、仮説とされており、完全な立証には至っておりませんが、多くのエビデンスが世界中で発表されています。
一つは遺伝的に内因性カンナビノイドが分泌されにくい人の場合です。
もう一つは、加齢とともに体内で作られるカンナビノイドが減少し、カンナビノイドが欠乏する場合です。
本来、体内で作られる内因性カンナビノイドとカンナビノイド受容体が結合することにより、体内に身体機能の調整をする為の指示を出します。
カンナビノイド欠乏症になる事で、これらの調節が上手くできなくなり、多くの身体機能の問題の原因の一つになっているのでは、と言われています。

超臨界ヘンプオイルとエタノール抽出ヘンプオイルの違いは?

Folium Biosciences社における高フィトカナビノイド(PCR)ヘンプオイルの生産工程は2種類あります。まず、超臨界CO2を用いた工程があります。それにより高濃度のテルペン類、カンナビジオール(CBD)、および他のフィトカナビノイドを抽出します。そのうえ、真空蒸留を用いたさらなる脱ろうを通じ抽出物からエタノールおよび溶媒を除去します。その結果、70~90%CBD、並びにその他カンナビノイド及びテルペン類を含有し、THC、クロロフイル、及び余分な油分を除去したPCRヘンプオイルが生産されます。
二つ目の抽出工程では、エタノールを溶媒として用います。その後、超臨界CO2を用いた工程と同じ精製方法でTHC、クロロフイル、及び余分な油分を除去します。両工程の違いは、使用する溶媒のみとなります。一つ目の工程では、CO2を使用し、二つ目の工程では、エタノールを用います。

どちらの工程でもヘンプオイルの主成分(CBD、並びにその他カンナビノイド及びテルペン類)に変わりはありません。両工程共に同じ精製工程を用いるので、ヘンプオイルの最終製品は同等の成分を有しています。
抽出溶媒の違いにかかわらず、両工程ともに、同等の品質および成分を保証します。

子供にCBDオイルを与えても大丈夫?

CBDオイルはお子様でもご利用いただけます。お子様はCBD250mgのものを少量からお始めください。
ごくまれにアレルギー発症例がございます。初めての方はごく少量でお試しいただく事をおすすめ致します。

CBDの口内摂取と胃吸収

CBDは舌下での粘膜吸収が推奨されています。より効率的に全ての成分を吸収するには舌下に垂らし、長く口内に含む事が理想的です。すぐに飲み込んでしまうと唾液と混ざり、胃からの吸収となります。その場合、吸収するまでに時間がかかる上、吸収率が下がります。特に微量にしか存在しないCBD以外のカンナビノイドの大部分は吸収されることがなく、アントラージュ効果への期待が薄くなると考えられています。

摂取のタイミング

エンドカンナビノイドシステムの理解が深まると、CBDの働きが人によって違ってくることがわかります。
例えば睡眠について、、CBDは必ずしも全ての人が眠くなるわけではありません。その人の体調や体質によって、逆に目が冴えて眠れなくなる方もたまにいらっしゃいます。
夜に摂取するものだとお考えの方、、朝起きてすぐの時間に試してみて下さい。夜とは、全くちがうと感じられる方が多いのではと思います。その日の体調に応じて摂取の時間を決められるのが正しいCBDの摂取方法です。

摂取量について

初めてCBDを試される方は、最初は少量からお始めいただくことをお勧めします。これはアレルギー反応などが起こらないか、ご確認をいただくために大切な手順です。
問題がなければ、摂取量を適切な量まで少しづつ増やしていただいく事をお勧めします。摂取量をお決めになるために、CBDジャーナルをつけるのも良い方法だと思います。
理想の摂取量はその人の体重、過去のカンナビノイドの使用歴、代謝能力、薬理学的耐性、遺伝子、カンナビノイド受容体の個人差、投与経路、医学的疾患、などによって効果は変わるので医学的根拠に基づいた推薦される摂取量は確立されておらず、個人差があるのです。

CBDジャーナル

CBDの理想的な摂取量は人によって変わります。
体重、過去のカンナビノイドの使用歴、代謝能力、薬理学的耐性、遺伝子、カンナビノイド受容体の個人差、投与経路、医学的疾患、などによって効果は変わるので医学的根拠に基づいた推薦される摂取量は確立されておらず、個人差があるのです。
CBDはとても高価な物です。長期的にコストのコントロールをする上で、より少ない量で多くのベネフィットを得ることはとても大切なことではないでしょうか?少し面倒ではありますが、ご自分の理想の摂取量を突き止めるためにCBDジャーナルを付けてみてはどうでしょうか?簡単ではありますが、CBDジャーナルの付け方をご説明します。
CBDジャーナルは週単位でつけることをお勧めします。最初は少量から始めて頂き、変化が実感ができるまで少しづつ増やします。

例:
1週間目: 一回2mgの CBDを1日3回を毎日摂取してみます。

2週間目:1週間目で何も変化がなければ2週目は一回4mgを1日3回に増やしてみます。

3週目: 2週目で変化を感じたとします。ならば3週目はもう少し増やして一回5mgを1日3回に、、

4週目:3週目では更に良い結果が出だとして、、4週目はあと少し足して一回6mgを1日3回増量してみます。

5週目:4週目では特にこれ以上の変化はなかったとします。ここで一回量を5mgに戻します。これがあなたのスイートスポットとなるわけです。

はじめの量、増やす量も個人差がありますので上記の量は一つの例としてお考え下さればと思います。例えば、3週目で全く変化がない場合、4週目には一回5mgから8mgや10mgまで増やしていただいても結構です。

依存症

CBDには依存性がありません。WHO(世界保健機構)が規制薬物リストからCBDを外した最も大きな理由の一つが依存性が無い事だと考えられています。
最近の研究では、依存性がないどころか依存の治療に使えるのでは、と考えられています。
近年の人、及び動物実験によると、CBDはタバコ、ヘロイン、コカイン、そして大麻そのものの依存的欲求を抑える可能性が示唆されています。

CBDに副作用はあるのか?

現在、科学的研究において一日2000mgという高濃度摂取においても深刻な副作用は報告されていません。
参考までに、、一般的な人の摂取量は一日10mg〜50mgとされています。上記の2000mgとは、この一般的な一日摂取量の40倍から200倍の量となります。

バイオアベイラビリティについて

バイオアベイラビリティーとは、投与された薬物や製剤、この場合はCBDが、どれだけ全身循環血中に到達し作用するかの指標です。「bio」は生物学的、「availability」は利用できる度合いを意味しています。2つを合わせて生物学的に利用可能な量のことを示します。

生物学的利用率は体循環液中に到達した割合をextent of bioavailability、そして生物学的利用速度をrate of bioavailability、と表します。
ベイプ、オイル、エディブル、そしてバームなどのクリームのバイオアベイラビリティは下記の通りです。

ベイプ(vape)/肺吸収:30%?50%

オイル/舌下吸収:12-35%

エディブル/胃吸収:4-20%

クリーム/経皮吸収:未確定

エディブル、カプセル、ソフトジェル

最近人気のグミなどのエディブルやカプセル、ソフトジェル、(胃吸収)のバイオアベイラビリティは4%から20%と、胃吸収や肺吸収に比べると低いです。CBD及びその他カンナビノイドは飲み込んだ場合、消化器官を通るので、その時に多くのカンナビノイドは肝臓の酵素によって分解、破壊されてしまうからだと言われています。バイオアベイラビリティが低いのでコストが少し高くつく、そして摂取量の微調整が困難なのがデメリットだと言えますが、より多くのカンナビノイドをこの方法で吸収するには多めの量を摂取すれば良いのです。
体に働きかけるまでの時間は胃吸収が最も時間がかかりますが、ゆっくりと吸収され、長く持続するという大きなメリットもあります。

CBDクリームマッサージオイル、ダーマルパッチ

皮膚吸収のバイオアベイラビリティは肺吸収、舌下吸収、そして胃吸収よりも低いとされています。しかしこれはあくまで血流まで届く量のことであり、皮膚そのものなどに直接お使いいただくには問題ありません。気になるところにピンポイントで届ける事ができるのが皮膚に直接塗るメリットです。
CBDクリーム、バーム、そしてマッサージオイルの人気は最近急上昇しています。多くのCBDメーカーはCBDクリームにアルニカやエッセンシャルオイルなどを足すことによって皮膚の炎症をを抑えたり、筋肉痛の改善を目的としています。実際に筋肉の炎症が抑えられたとの報告も多々ありますが、、これはプラセボ効果ではないかと考えられています。
近年の研究ではCBDはそのままでは皮層を超えてその下の筋肉や関節にまで浸透はしないとされています。筋肉や関節まで浸透をさせるには水溶性、ナノ製品が理想のようです。
CBDクリームは水溶性やナノ製品ではない限り、筋肉や関節用としてではなく、皮膚用としてお使いいただくのが良いようですね。筋肉や関節にお使いいただくならば舌下や胃吸収で血中までCBDを届けるのが効果的です。
低いバイオアベイラビリティを改善するために、現在多くの研究者は革新的な吸収方法を日々研究しています。最近見かける事のある皮膚パッチ(ダーマルパッチ)もその一つです。CBD皮膚パッチのメリットはゆっくりと時間をかけて体内に浸透していく事です。その時間は12時間から92時間と言われており、摂り忘れが防げるメリットがありますが、気を付ける必要もあります。ダーマルパッチは本来、医薬用品として開発されました。パッチに単なるCBDオイルを塗ったところで浸透率、バイオアベイラビリティは上がりません。バイオアベイラビリティを上げ、皮膚の下まで浸透し、血流にCBDをを届けるためには、浸透性エンハンサーを加える必要があります。CBDパッチを使うなら、メーカーに、皮膚に浸透させるためにどのような技術が使われているのか確認することをお勧めします。

ベイプのメリットとデメリット、そして注意点について

ベイプ/肺吸収のバイオアベイラビリティは30%?50%と、とても高いのと即効性があるのが最も大きなメリットではないかと思います。バイオアベイラビリティが30-50%、という事は吸引したCBDの30%から50%が全身循環血中に到達し作用すると言うことです。
オイル/舌下吸収の12-35%や、エディブル/胃吸収の4-20%に比べてもダントツにトップです。
また、気軽にサッと使える事やテルペンを足したり、味付けをすることによって幅広い楽しみ方があるのも大きなメリットの一つでしょう。しかし、このようなメリットがあると同時に安全性についての疑問の声も多く上がっています。米国ではベイプによる肺炎などの体の不調や重篤な問題が1000件以上報告されています。炎症を抑えるCBDを摂取して肺炎になるなど、、本末転倒ですよね??
では、デメリットと注意点についてもう少し掘り下げて書いていきましょう。
先ずは摂取量のコントロールが困難な事が挙げられます。ベイプでは一服の吸引で何mgのCBDが摂取できるかとても分かりづらい上に一日の理想の摂取量を吸引するには何パフ吸わなければ行けないか、そして今何パフ目なのかを常に意識するのがとても難しいのではないでしょうか。
次に毒性について、、、ベイプ用リキッドは種類によっては毒性化するものもあります。例えばMCTオイルや、E-リキッドビタミンEアセテートなどがそうです。MCTオイルは舌下吸収や胃吸収では無害なのですが、蒸気として吸引した場合は毒性を持ち、肺炎などの原因になることがあるので注意が必要です。なので舌下吸収用のCBDオイルをベイプで使うことは絶対にお勧めできません。ベイプはベイプ専用のリキッドを使いましょう??
ベイプ専用リキッドはVG(プロピレングリコール)やPG(植物性グリセリン)などが使われている事が主なのですが、これらに足されているフレーバーも、物によっては肺に悪影響を及ぼす可能性も否定はできません。フレーバーはなるべくならば自然なもの、そして吸引しても安全な材料を使っている物を選び、できることならばリキッドは独立したラボテストを行なっているメーカーのものを選ぶ事が大切です。
では、次にベイプ本体について少し述べましょう。
近年の研究により、高電圧のタンクタイプベイプ本体のコイルなどから、アルミニウム、カルシウム、クロミウム、銅、鉄分、鉛、マグネシウム、ニッケル、ケイ素、スズ、そして亜鉛などの重金属が発生する可能性がある事が分かっています。
また、、ベイプペンなどからも長期間使用を続けることによって、コイルがゆっくりと分解と酸化を繰り返し、重金属のナノ粒子が発生することがあるのも分かっています。ベイプをご使用されるのであれば信頼の出来るお店で購入し、定期的にコイル部分の交換をお勧めします。例えば使い捨てのベイプを何度も再利用したり、使用限度を超えて使う事はあまりお勧めできません。コイルが古くなってきたら新しいものを購入しましょう。

アイソレートCBDオイルについて

アイソレートCBDオイルとは、97%から99%の凝縮CBDをMCTオイルなどとブレンドして作られるCBDオイルの事です。アイソレートCBDそのものはピュアCBDとも呼ばれ、これは単体のCBDのみであり、他のカンナビノイドは一切入っていません(入っているべきではありません)。
2018年にWADA(世界アンチドーピング機構)はCBDを禁止リストから除外しました。これによって、アイソレートCBDオイルは主にスポーツ選手、競技用スポーツなどで幅広く使われるようになりました。ここで注意が必要なのは、禁止リストから除外されたのはCBD(カンナビジオール)のみであり、CBGやCBN、CBDvなどのCBD以外のカンナビノイドは未だに禁止リストに入っているということです。ドーピング検査を行うような競技スポーツをされている方は、ブロードスペクトラムではなく、アイソレートCBDオイルしか使う事は出来ません。また、CBDアイソレートを使用したオイルであっても、きっちりと成分表をチェックしたうえで、ご自分の責任において使わなければなりません。スポーツ選手の皆さんは信用のある大手の製造者の商品で、成分表などを公表しているものを使うのが安心でしょう。
アイソレートオイルでも、後で他のカンナビノイドを足しているような、、俗に言うフェイクブロードスペクトラム商品もドーピング検査に引っ掛かりますので注意が必要です。
アイソレートCBDオイルのメリットは価格にあります。アイソレートCBDはブロードスペクトラムに比べてもかなり安価なので手に取りやすい価格である、というメリットがあります。しかしながら、デメリットもあります。
CBDのみを摂取した場合、ある一定の量までは量を増やせば増やすほど吸収されます。しかし,限界値に達してしまうと,逆に吸収率が下がるという現象が起こります。この反応が単体CBDの釣鐘状用量反応と呼ばれるものです。つまり、CBDアイソレートオイルを使用するには、ご自分にとってのスイートスポット、つまり、限界値をピンポイントで探り当てる必要があるのです。
それ以上の効果を得たいのであればブロードスペクトラムやフルスペクトラム(日本では違法)を使う必要があります。
コストパフォーマンスを考えるならば、少し価格は高くなりますが、やはりブロードスペクトラムがお勧めです。

MCTオイルのアレルギーについて

BD Medicaではココナッツ由来のMCTオイルを使用しています。
ココナッツアレルギーは、ナッツ類の中でもアレルギー症状が軽く患者数も少ないと言われています。しかし、アレルギーが全く無い訳ではありません。口腔アレルギー症候群など、重篤なアレルギー反応が出ることも稀にあります。アレルギーをお持ちの方で、初めて食する場合は医師にご相談の上でご使用いただく事をお勧めします。
日本国内で販売されているCBDオイルには「MCTオイル」、としか表記していないサイト、商品が多数存在します。アレルギーをお持ちの方は必ずブランドやショップなどにアレルギーの元となるものが入っていないかご確認いただく事をお勧めします。

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